ある幻想画家の手記

絵画、芸術について思いついたことを書き記してます。画廊はこちら『第三都市幻想画家 福本晋一 ウェブサイト』 http://www7b.biglobe.ne.jp/~fukusin/ 歴史・事件論の『たまきちの「真実とは私だ」』もやってます。https://gensougaka.hateblo.jp/ メールはshufuku@kvp.biglobe.ne.jpです。

ホテル・カリフォルニアを日本語訳で歌ってみよう!

 ポーの「鴉」の訳に続いて、イーグルスの名曲『ホテル・カリフォルニア』の歌詞を日本語訳してみました。しかもちゃんと歌えるように! しかしこの歌はポーの「鴉」に似てますね。特にオチ。

 
Hotel California
                   by イーグルス
                   
昏い荒野のハイウェイ
髪は冷えて
立ちこめるコリタス
匂いは暖かで
遠くにまたたく
あかりが見えた
目と頭くもる
泊まらなきゃな
 
戸口への道に
女がいた
鐘の音鳴りわたる
天国地獄どっちか
ろうそく灯して
みちびかれてく
その廊下で誰かが
こういったさ
 
ようこそ ここはホテル・カリフォルニア
素敵な場所 素敵な顔
一年中 いつの日でも
 
妖しい魅力を持った
女は多くの
美少年たちかこってる
友だちよと
中庭じゃ踊り
狂ってる
忘れないため
忘れたいため
 
そこでチーフを呼んで
ワインたのむと
69年を最後に
なくしましたと
そしてまだあの声が遠くから
真夜中に起こすよう
こういうのさ
 
ようこそ ここはホテル・カリフォルニア
素敵な場所 素敵な顔
このおどろき ぜひあなたに
 
天井にゃ鏡
氷にはシャンペン
みな自分からはまるのと
女は言う
宴の広間に
みなつどって
刃物突きたてるが
獲物は生きてたッ!
 
最後に覚えて
いることは
出口求めてドアへ
走っていた
「おちつきなさい」と
暗闇にボーイがいう
「チェックアウトはお好きに
でも出れはしないですよ」
 
                                             2020年1月11日